レッスルウォー

1991年
メーカー SEGA 機種 メガドライブ
当時の熱中度 30点
キャラが大きくて、見た目は物凄く面白そうに見えるプロレスゲームです。
ただ、プレイしてみるとプロレスゲームとしての自由度が低くすぐ飽きてしまいます。
キャラクターの動きは悪くないし、技の重量感もあるのですが、アングルがプレイヤーが手前、コンピューターのキャラが向こう側と固定アングルなので、リングの上を自由に戦っているという感じがありません。
パンチアウトというボクシングゲームがありましたが、それのプロレス版みたいな感じです。
パンチアウトの場合はボクシングというシンプルなスポーツのゲームなのでアングルが固定されていてもまったく違和感無くプレーできます。
でも、プロレスゲームの場合はやっぱり、リング全体を使って戦っているという感じが無いと、やっぱり物足りないです。
あと、組んでからの技を出すのが連射勝負というのも、システム的に安直な気がします。
見た目は面白そうだけど、プレイすると単調ですぐ飽きる、これがこのゲームを表現するのにいちばんピッタリの言葉だと思います。
やっぱり、評判があまり良くなかったのか、こういうアプローチのプロレスゲームはこれ以降ありません。
そういう意味では唯一無比の個性派プロレスゲームと言えます。
今、プレイするともしかした味があって面白いかも。
レッスルウォー 動画
エキサイティングアワー
1985年
メーカー テクノスジャパン 機種 アーケード
当時の熱中度 100点
棒にとっては忘れられないプロレスゲームです。
今まで一番は熱中したプロレスゲームだと思います。
まず、このゲームの何がすごいかというと、その動きのなめらかさです。
これ以前のプロレスゲームといえば、「ザ・ビックプロレス」や「アッポー」とかなので、その動きのなめらかさは歴然です。
主人公以外の敵キャラは5人と少なめですが、それぞれ特徴があるキャラクターでとっても良かったです。
コーナーポストからの攻撃、場外へのブランチャー攻撃などは僕の知る限りではこのゲームが初めてです。
操作性もすごく良くて、レバーとボタン2個というシンプルなコントローラーなのに実に多彩な技がスムーズに出せました。
プロレスゲームにおける操作性はこのゲームが最高峰だと思います。
このゲームが後のプロレスゲームに与えた影響はとっても大きいと思います。
しかし、このゲームは家庭用ゲーム機にも移植されていないし、続編も出ていません。
このゲームには、1つだけ致命的な弱点があったのです。
それは、誰でもある法則を知ってしまうと、永久に負けなくなるという事でした。
組んだ時に技を出せるかどうかはランダムではなくて、法則があったのです、それを知ってしまうとこのゲームは負けなくなるのです。
このゲームにはエンディングは無いので、僕もその法則を使って4時間くらいプレーし続けた事があります。
この部分が無ければこのエキサイティングアワーはプロレスゲームのスーパーマリオのような存在になっていたと思います、残念でなりません。
でも、それを差し引いてもこのゲームは名作だと思います。
家庭用ゲーム機に移植されなかったので知ってる人が少ないと思うので、何らかの形で家庭用ゲーム機に移植されてこのゲームのすばらしさを一人でも多くの人に知ってもらいたいです。
チャンピオン プロレスリング

1985年
メーカー セガ 機種 SG-1000
当時の熱中度 30点
これもレトロなプロレスゲームです、画像はタッグマッチになってますが、僕がプレイしていた、SEGAのSG-1000というテレビゲーム版のやつは、シングルマッチだけだったと思います。
しかも、キャラクターは2人しかいないので、同じ相手としか戦うことが出来ません、見た目は正統派レスラーとマスクマンのレスラーと違うのですが、出せる技は同じなのでキャラクター的な個性もありません。
システムは、2つあるボタンの1つで技を選択して、もう1つのボタンでその技を出します、間合いがうまくその技の間合いであればその技をかけれるという実にシンプルな物です。
いきなり、パイルドライバーとかの大技をかけることも可能なので、あまりゲーム性に奥深さはありません。
ただ、やっぱり当時はプロレスゲームが他にあまり無かったので、プロレスゲームというだけで当時はそこそこ遊びましたが、やっぱりあまり面白いゲームだとは思っていませんでした。
ただ、この地味なゲーム画面が今見ると味があるなぁ~とは思います。
アッポー

1984年
メーカー セガ 機種 アーケード
当時の熱中度 90点
このゲーム好きだったなぁ~、結構よく出来ていて人気があったと思うけど、何故か家庭用ゲーム機には移植されなかったゲームなので知らない人が多いと思います。
僕の知る、アーケードで2番目に出たプロレスゲームです、自分の使うキャラクター選択できるのはうれしかったのを覚えています。
僕がよく使っていたのはタイガーマスクっぽいレスラーでした。
その他にも馬場、猪木、ホーガン、アンドレ、ハンセン、ブッチャー、それに馬之助に似たレスラーがいて当時はワクワクしながらプレーした物です。
ゲームシステムは打撃技で相手を弱らせてから、組み技を出すようなシステムだったと思います。
ドロップキックをいかにうまく当てるかが、このゲームの重要なテクニックでした。
各レスラーに必殺技が用意されていて、その必殺技を出すとレスラーがしゃべるのもとっても興奮しました。
確か猪木が「ナンだコノヤロー」、ホーガンが「イチバーン」、ハンセンが「ウィー」とかっだたと思います。
だから、試合の流れを考えて、必ず必殺技をかけてから相手をフォールして3カウントを取るといった、プロレスらしい美学に酔いしれながらプレイしてました。
デフォルメされたレスラーもすごく味があっていい感じだと思います。
久しぶりにこのゲームをプレイしてみたいなぁ。
プロレス

1986年
メーカー 任天堂 機種 FCディスクシステム
当時の熱中度 60点
ファミコンのディスクシステムで出たプロレスゲームです、組み技はボタン連打で決めると言うシステムです。
本格的なプロレスゲームとしてはファミコンではこれが初めてだと思います。
当時のアーケードゲームのエキサイティングアワーと言うゲームにキャラクターや技がとても似ています。
このゲーム、プロレスゲーム好きの僕は、確か発売日に買いました、家に帰ってディスクを起動させる時にとってもワクワクしたのを覚えてます。
ただ、ゲームが始まると、う~ん、こんなもんかなぁ~って感じでした。
その理由のひとつに、各レスラー得意技が2つあるのですが、それ以外の技はどのレスラーを使っても一緒なので、なんかレスラーの個性を感じません。
あとは、なんか技が軽いと言うか、迫力に欠けるというか、この辺はどうしてもエキサイティングアワーと比較してしまうんだよなぁ~。
でも、ファミコンで出来る本格的なプロレスゲームはこれしかなかったので、当時はけっこうやりこみました。
ファミコンディスクシステム プロレスの動画
キン肉マン マッスルタッグマッチ

1985年
メーカー バンダイ 機種 ファミコン
当時の熱中度 90点
ファミコンで出た初めてのプロレスゲームだと思います。
まあ、プロレスゲームというカテゴリーにこのゲームが入るかどうかは微妙ですが、フォールも無いし・・・・
当時、キン肉マンというアニメにはそれほど思い入れは無かったけど、このゲームは大好きでした。
リングの上でキャラクターが戦うというだけで、当時はものすごく興奮しました。
よく、このゲームを評価する時に、ミート君の投げるパワーボールを取った方が勝ってしまう運任せのゲームという事で、世間では駄作と言われてますが、決してそんな事はありません。
確かにミート君の投げるパワーボールを取ると一定時間必殺技が出せるようになるので、試合を有利に出来ますが、だからと言って運任せのゲームではありません。
対戦をすると上手な方がほとんど勝ちます、このゲームは基本技をいかに効果的に使うかが大事なのです。
ミート君の投げるパワーボールも、うまい人はしっかりといいポジションどりをしてちゃんと取ります。
だから、このゲームは決して運では無いのです、一人プレイもうまくなるとどんどん先の面に進めるようになります。
このゲームは技の種類は少ないけど、シンプルな中にしっかりとした駆け引きがあり、キャラクターの個性があり、必殺技を決めた時の爽快感もありと、とっても良く出来たゲームだと思います。
リアルさを追求したプロレスゲームには無い味がこのゲームにはあります。
キン肉マン マッスルタッグマッチ の動画
タッグチームプロレスリング ファミコン

1986年
メーカー ナムコ 機種 ファミコン
当時の熱中度 40点
アーケードゲームの、THEビッピプロレスリングのファミコン移植版です。アーケードのゲームはプレイヤーキャラが猪木っぽいキャラでしたが、ファミコン版はリッキーという名前の長州力っぽいキャラクターになっています。
ゲームシステムは相手にパンチを当てると技の選択するモードになります、この時間は短いのでそこでボタンを押して技を選択します。ボタンを多く押すほど大技になりますが回数を押しすぎるとまた小技に戻ってしまいます。
システムはシンプルにこれだけです、たしか7回ボタンを押すと必殺技を出せたと思うのですが、いきなり初めから必殺技をかけることも可能なので、ゲーム的な戦略や奥深さは全くありません。
自分で使うキャラが選べないのはまだいいとして、敵も1組しかいないというのには、当時チョットがっかりした記憶があります。
試合を勝ち進んでいくと、タイトルマッチという試合が時々あって、それに勝つと試合前に出てくる画面のトロフィーがどんどん大きくなっていくのですが、いつも同じ人と戦ってて、いきなりタイトルマッチと言われてもなぁ~、と思っていました。
ただ、当時としてはファミコンで遊べるプロレスゲームはほとんど無かったので、自分なりに想像力を膨らませながら遊んでました。
タッグチームプロレスリングの動画